- 1.PROPHET
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YUHKI作曲のインスト。鼓動の様なリズムに乗る物悲しいバイオリンの独奏から一転してピアノの躍動感溢れる旋律に雪崩れ込む様は、「PROPHET」(予言者)というタイトルにマッチした、静と動のコントラストが素晴らしい、かつ次なる楽曲への期待を高める役割をも果たすインストに仕上がっている。
ラストに挿入された雨と雷鳴は、YUHKIが台風の日に実際に録音したリアル・サウンドだ。
- 2.INTO THE EYE OF THE STORM
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BASSのTAKAO作曲の疾走曲。クラシカルで大袈裟なバッキングに、のっけからYUHKIの超絶PLAYが乗る。歌メロもTAKAOが作ったもので、キーはAKIRAにしては若干低めなのでクールな印象を与えるかも知れないが、メロディーはこれでもかというくらいクサく、まるで80's歌謡曲を彷彿とさせる。ソロではMICHAELとYUHKIのバトルが炸裂。エンディングでも弾きまくるYUHKIにファンは悶絶するだろう。
恐れと躊躇を振り切り、暗闇から這い出し嵐の中へ突き進め。そこには嬉しさも痛みもあるだろう。それでも進むのだ。「自分」を探すために。
- 3.GLORIOUS
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MICHAEL/AKIRA作曲。教会の中での合唱のようなイントロが印象的な疾走曲だ。
XANADUの未発表曲でもあった曲だが、AKIRAがメロディーを新たに付け、全く印象の違った楽曲となった。Bメロのソプラノシンガーのような歌い方や、中間部の女声のようなファルセットなどから、オペラティックな楽曲、という印象をリスナーに与えるかもしれない。TAKAOのBASSプレイもスリリングだ。
人は生きていく中で数々の「闘わなくてはならない」場面に遭遇する。血を流す闘いだけが闘いではない。栄光と誇りを胸に秘め、様々な脅威と闘い続ける。
- 4.輪廻
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MICHAEL/AKIRA作曲。MICHAELの得意とする泣きのGテーマからスタートするミドルテンポの楽曲だ。
日本語詞でポップなイメージは、MICHAELがかつて在籍していたXANADUの楽曲をAKIRAが歌っているかのような印象を与える。歌詞やメロディーも分かりやすく、ヘヴィ・メタル/ハードロックファンのみならず、幅広い世代に受け入れられそうな楽曲だ。
「愛」「夢」「自分」大袈裟に言えば「人生」など、いくら考えてもこれだという答えの出ないものがある。迷い、悩み、求める。まるで輪廻の様に繰り返す。
- 5.DESTINY
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MICHAEL/AKIRA作曲。どっしりとしたTASHIROとTAKAOのリズム隊が印象的なスローナンバー。コーラスは幾重にも重ねられており、それだけで凄まじいデーター量を誇る。
MICHAELがスポンテニアスに弾きまくるソロ裏でのTASHIROの3連のバスドラワークとYUHKIの重厚なピアノサウンドも印象的。ダークで妖艶、かつ力強い。そんな楽曲となっている。
海の底へ沈むように、落ち込む時もあるだろう。しかし人はそこから必死に這い上がった時、さらに強い者となる。輝かしい運命は貴方を呼んでいる。
- 6.DISASTER IN THE GRAY WORLD
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MICHAEL/AKIRA作曲。PROPHESIA結成の切っ掛けとなった曲で、MINIアルバムにも収録されていた疾走曲だが、本作収録のものはNEW VERSION。MIXも全然違うので、聴き比べも楽しいかもしれない。
ここまで出すか?という常人離れしたAKIRAの超ハイトーンも印象的。ソロパートではMICHAELとYUHKIのPLAYが激突、火花を散らせている。
世界は混沌とし、まさに「GRAY(灰色)」だ。自分を強いと思い込み、身勝手な振る舞いをする者は、必ず神の怒りに触れる。世界は更に暗い色になりつつある…。
- 7.LIVING FOR THE NIGHT
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AKIRA作曲。「ユーロビートとメタルの融合」的な楽曲を目指して作られたものだが、YUHKIとAKIRAが不参加だったREC前のリハでは完成図が見えず、メンバーは途方に暮れたという。シンプルなリズムの上に、次第にYUHKIの変態的なKEYが重なり、楽しげなコーラスも加わって、目指していたもの通りの異色のナンバーが完成した。
普段付けている仮面を外し、思いっきり騒ぎ楽しむ。そんな夜があってもいい。特別な夜が終わったら、また仮面を付けて戻ればいいだけだ。
- 8.REALITY
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MICHAEL/AKIRA作曲の疾走曲。印象的なGのテーマとコーラスが反芻し、覚えずにはいられない楽曲となっている。
疾走パートのテンポはPROPHESIA史上最も速い。ブリッジでのTAKAOのスピーディーなPLAYも印象的。中間部のコンピューター・サウンドとYUHKIのバイオリンの音色でのソロが「進み行く現実」と「古き良き伝統」の対比のようで面白い。弾きまくるMICHAELのPLAYも圧巻。
良い方向に流れて行かない現実を、果たして変えていくことが出来るのか?我々人間達がしてきたことへの代償は、他の誰でもない、我々人間達が払うのだ。
- 9.LIONHEART
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MICHAEL/AKIRA作曲の美しいバラード。MINIにも収録されているがこれはNEW VERSION。
最初のバースがGの爪弾きとVOだけになっていたり、KEYアレンジが大幅に変わっていたりと、まさに生まれ変わったかのような印象を受ける。友人の死に直面したことを切っ掛けに書き上げられた楽曲だが、そのせいかレクイエム的な印象を持つリスナーが多いようだ。
去ってしまった者たちへ、生きている者たちが出来ること、それは祈ることでも泣くことでもない。弱い心を奮い立たせ、勇敢に歩き続けること、それだけだ。
- 10.TAKE A CHANCE ON LOVE
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MICHAEL/AKIRA作曲。シンプルかつPOPでストレート、さらにハモンドオルガンが乗る様は、まさにかつてのXANADUのサウンドを髣髴させ、XANADUファンはニヤリとするかもしれない。AKIRAの歌うメロディーはアメリカンな印象を与え、底抜けに明るい楽曲となっている。跳ねるTASHIROとTAKAOのリズムも心地よく、LIVEで盛り上がりそうな、心が躍るような楽曲だ。
貴方に振り向いて欲しくて思い悩む。しかし人はこの痛みを楽しんでいるのかもしれない。恋が愛に変わらなくても、賭けてみるだけ賭けてみよう。
- 11.NEVERLAND
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MICHAEL/AKIRA作曲の日本語詞の疾走曲。AKIRAのロングトーンシャウトで幕を開けるこの楽曲はMINIにも収録されていたが、これはNEW VERSIONだ。
分かりやすいメロディーと歌詞はファンからの支持も厚く、LIVEでは必ず最後に演奏されるPROPHESIAの代表曲とも言えるだろう。中間部では各メンバーの小ソロパートや、MICHAELとYUHKIの高速ユニゾンも楽しめる。
限られた瞬間だからこそ、見果てぬ夢を追い続ける。NEVERLAND(夢の国)を掴むために走れ。奇跡を起こすのだ。